【心理学卒がまとめる】マーケテイングで”心理学”が必要なワケ
“心理学”が日常生活に多く潜んでいる、ということをご存じですか?
例えば、買い物に出かけている時に“通常価格3,000円 → 今だけ1,000円”というテロップを見ると、お得に感じて購入してしまった経験はありませんか?他にも、SNSでいいねの多い投稿の内容をすんなりと信じてしまったり、プロフィールに”専門家”と付いている人の意見をつい信じてしまうなど……
そこらじゅうに心理学は忍んでいるのです。
ですが心理学は怪しいものではなく、”心の仕組みを科学的な方法で理解する”ための学問なんです!
しっかりと、人の心について研究がされている心理学を、
マーケテイングに使わないなんてもったいない!
と思いませんか??
今回は、そんな心理学を基本からわかりやすくまとめました。


1 まだ「マーケティングに心理学が大事」とピンと来てないあなたへ
心理学=心の動きを、個人だけでなく集団や社会、文化などの角度から研究し、しくみをまとめている学問
マーケティングは、ユーザーの「欲しい」「買いたい」という気持ちを後押しする大切な施策です。
その施策を成功させるためには、人がどのように意思決定をしているのか、どんな時に行動したくなるのかを知る必要があります。
つまり心理学は、宣伝にも販促にもそのまま使える「行動の仕組み」そのものなんです!
心理学を適切に使うことでユーザーの意思決定に良い影響を与えることができるので、あなたの届けたい価値をより正しく伝えられるようになります。

2 代表的な心理効果-消費者心理-
心理学がなぜ重要なのか、なんとなく理解できたでしょうか?
今回は、マーケテイングに使える心理のなかでも、特に代表的なものをご紹介します!
2-1 消費者心理
消費者心理=消費者が商品やサービスの購入を検討する際に、直接的あるいは間接的に決定に影響を及ぼすような心理を研究する分野
つまり、
「なぜその商品に惹かれるのか?」
「どうして買いたいと思うのか?」
そんな“心の動き”を明らかにするための研究分野です。
・みんなが使っていると安心する…
・「限定」と書かれるとつい気になる…
・デザインが可愛いと欲しくなる…
この、「なんとなくそう思う」の奥底には、心理学が潜んでいます。

2-2 “消費者心理”の代表例
①アンカリング効果
最初に見た情報が、その後の判断基準になってしまう心理のことです。
たとえば「人気No.1」「選ばれ続けて20年!」といった表示を見ると、「良い商品なのかも」と無意識に高く評価してしまいます。
マーケティングでは、最初に提示する情報(価格・実績・魅力)をどう見せるかがとても重要になります。
②単純接触効果
繰り返し目にするだけで、その対象に好感が生まれる心理です。
同じ曲を聞き続けるうちに好きになったり、何度も広告で見る商品が気になってくるのは、この効果が原因です。
SNS広告・連続投稿・アイコンの統一など、
“何度も触れる仕組みを作ること”がマーケティング成功のポイントになります。

3代表的な心理効果-行動心理-
3-1 行動心理
行動心理=「買いたい」という気持ちが実際の「購入」という行動に変わるまでのきっかけやプロセスを理解する分野
「なぜ人はその瞬間に行動するのか?」を読み解くことで、より効果的なマーケティング施策を打つことができます。
・「今日まで」と言われると買いたくなる
・行列のあるお店に並びたくなる
・「成功率90%」より「失敗率10%」のほうが不安になる
この、「なんとなくこっちのほうがよさそう」という気持ちの奥底には、心理学が潜んでいます。
3-2 “行動心理”の代表例
①一貫性の心理
一度決めたことは守りたくなる心理です。
人は自分の行動を一貫させたい生き物なので、最初の小さな一歩がその後の大きな行動につながることがよくあります。
≪例≫
・店頭にある”テスター”が自分に合っていて、本商品を買いたくなった
・無料体験をきっかけに、継続プランに申し込んだ
「一度決めたことを守りたい」という心理が、自然と背中を押してくれるんです!
②返報性の心理
「もらったら返したくなる」という心理です。
これは “返報性の心理” と呼ばれ、買い物の場面でもよく働きます。
≪例≫
・試食をした商品を買いたくなる
・無料相談で丁寧に対応してもらうと、「この人に任せたいな」と思って継続的に相談したくなる
小さな“親切”や“お得感”が、自然と行動に繋がります。

4 まとめ
心理学は、特別なテクニックではなく「人が自然に感じている気持ちの流れ」を理解するためのヒントです。
≪マーケテイングに使える心理≫
・消費者心理
例:アンカリング効果
単純接触効果
・行動心理
例:一貫性の原理
返報性の原理
「小さな“きっかけ”が行動を生む」という流れを知っているだけで、伝え方やサービスの組み立てがぐっと変わります。
自分が買うとき・誰かに伝えるとき、ぜひ意識してみてくださいね。
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