【2025年最新】カスタマー心理5選①
「なんでこれを買ったんだろう?」
買い物をした後に、そう感じたことはありませんか?
ほかにも、
「広告を見て“つい”クリックをしてしまった」
こんな経験はありませんか?
これは…
カスタマー心理
が関係しているんです!
本記事では、購買行動に影響を与える“カスタマー心理”を、心理学の視点からわかりやすく解説していきます!
1カスタマー心理ってなに?

“カスタマー心理”とは、消費者が商品やサービスを選び、購入し、利用するまでの心の動きやメカニズムのことです!
これはただの“感情論”ではなく、“人が購入に至るまでの心理を分析する”学問領域です。
「なぜその商品を選び、どんな気持ちで購入を決めたのか」といった一連のプロセスを理解することで、より伝わるマーケティングができるようになります。
2 効果のあるカスタマー心理5選
消費者の“気持ち”や“考え方”を理解することで、本当に求めている商品・サービスを届けることが出来ます。
様々な“カスタマー心理”の中から、今回は5つの心理を紹介します。
2-1 アンカリング効果
最初に見た数字や情報が“基準(アンカー)”になって、その後の判断に強く影響する心理効果のことを、“アンカリング効果”といいます!
人は最初に示された情報を基準にして、「高い・安い」「良い・悪い」を比較・判断する傾向があります。
≪例≫
・口コミで高評価の商品は安心して買える
・受賞した映画を無条件に面白そうだと思う
「人気No.1!!」や「選べ続けて20年」のようなPOPが付いている商品は、目を引きますよね!
2-2 単純接触効果
何度も見る・聞くうちに、その対象に好感や親近感を持ちやすくなる心理現象のことを”単純接触効果”といいます!
人は初めて見たときは興味がなくても、繰り返し接するうちに「なんとなく好き」「安心感がある」と感じるようになります。
≪例≫
・同じ曲を耳にすると、だんだん好きになっている
・いつも広告で目にする商品は、なぜだか欲しくなる
ただし、しつこいアプローチは逆効果になる為、使い過ぎに注意しましょう!

2-3 バンドワゴン効果
多くの人が選んでいるものを「自分も選びたい!」と感じる心理現象のことを、“バンドワゴン効果”といいます!
人は“多数派=正しい・安心できる”と無意識に感じるため、マーケティングでは人気・実績・口コミの見せ方がとても重要です。
・行列のある店は、自分も並びたくなる
・「芸能人の○○さんのお気に入り」
「流行に乗り遅れたくない!」という心理が働いています!
2-4 権威への服従心理
権威ある人や専門家、信頼できる立場の人の言葉・行動に従いやすくなる心理のことを、“権威への服従心理”といいます!
人は、「医師推奨」「専門家が解説」「有名人愛用」といった情報を見ると、信頼感から商品やサービスを選びやすくなります。
≪例≫
・「○○大教授が推薦」
・公式認証マーク、見聞きしたことのあるブランド名が書いてある
このような文があると、”信頼感”から商品やサービスを選びやすくなります!
2-5 一貫性の原理
一度決めたことや言ったことに対して、人は一貫して行動しようとする心理のことを、“一貫性の原理”といいます!
人は自分の行動や言動を“矛盾なく保ちたい”という気持ちが強いため、この心理を使うと自然に行動を促せます。
そのため、「最初に小さな承諾をした人は、後で大きな要求にも応じやすい」という傾向があります。
≪例≫
・無料お試し➡本契約
・アンケート回答➡商品購入
欲求が最大化した時に、「これがあれば!」とアピールすると効果抜群です!

3 まとめ
人の購買行動は、“意識をしていないさまざまな心理”が影響しています。
みんなが選んでいる安心感や、専門家の推薦など、実はどれもカスタマー心理を理解していれば、自然に取り入れられる要素なんです!
人の心の動きを知って、消費者の心理に寄り添った発信や提案を出来るようになりましょう!